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電池交換・外装仕上げ・部品交換…メニュー別の費用感と“安物買いのリスク”
腕時計の修理やメンテナンスには、「電池交換」「オーバーホール」「外装仕上げ」「部品交換」など、さまざまなメニューがあります。
それぞれどれくらいの費用感なのか、そして「安さだけ」で選んだときに何が起こり得るのかを整理します。
電池交換の費用感と注意点
電池交換は、もっとも身近なメンテナンスの一つです。
費用はブランドや防水性能によって変わりますが、数千円〜のレンジであることが一般的です。
ただし、
- 電池交換と一緒に防水チェックを行うかどうか
- 裏蓋開閉の丁寧さや、内部のホコリ混入対策
- 「電池だけ」の交換で済ませ続けることのリスク(油切れ等)
など、「どこまでの作業を含んだ金額なのか」を意識しておくことが大切です。
オーバーホール(分解掃除)の費用感
オーバーホールは、ムーブメントを分解・洗浄・注油・組み立て・調整するフルメンテナンスです。
費用はブランド・ムーブメント・コンディションによって大きく変わりますが、時計の健康寿命を延ばすための投資として考えると分かりやすくなります。
「オーバーホール料金が高い」と感じたときは、
- どこまで分解しているのか
- どの範囲まで検査・調整を行うのか
- 保証やアフターサービスが含まれているか
といった観点から内容を確認してみましょう。
外装仕上げ(ポリッシュ)の費用感とリスク
ケースやブレスレットの小傷を目立たなくする外装仕上げは、見た目の印象を大きく変えてくれます。
費用は時計の形状・素材・傷の状態によって異なりますが、オーバーホールとセットで行うことも多いメニューです。
一方で、
- 研磨の頻度が高すぎると、エッジが丸くなったりボリューム感が失われる
- 鏡面・ヘアラインなど仕上げ分けが難しいケースもある
- ビンテージの場合、オリジナル性を損なうリスクも
など、「やりすぎ」のリスクもあるため、「今回はどの程度まで仕上げるか」をよく相談するのがおすすめです。
部品交換の費用イメージ
部品交換が必要になる場合、そのパーツの種類によって費用感は大きく変わります。
- リューズ・巻き芯・ガラス・針などの外装に近いパーツ
- 歯車・テンプ・ゼンマイなどムーブメント内部の主要パーツ
- ブレスレットやバックルなどの外装パーツ
高級ブランドの純正パーツは、それ自体の価格も決して安くありません。
見積もりで部品交換費用が思ったより高く感じられた場合は、
そのパーツがどのような役割を持ち、交換しない場合にどんなリスクがあるのかを確認すると判断しやすくなります。
“安物買いの銭失い”になりやすいパターン
料金だけを優先してしまうと、結果的に高くついてしまうケースがあります。
- 電池交換だけを繰り返し、内部の油切れ・摩耗を放置
- 防水チェックなしで水場で使い続け、水入りでムーブメント交換に
- 極端に安いオーバーホールで必要な工程が省かれ、再修理が必要に
大切なのは、「自分の時計にとって、どんなメンテナンスが必要か」を理解したうえで、
その内容に見合った適正価格帯を選ぶことです。
適正な価格帯やメニュー選びを相談したいときは
「この金額は高いのか安いのか」「どのメニューを選ぶべきか分からない」というときは、
時計の状態や使用状況を踏まえて一緒に整理してみるのがおすすめです。
時計のブランド・モデル・これまでのメンテナンス歴・気になっている症状・提示されている見積もり内容(分かる範囲で)をお知らせいただければ、
適正な価格帯かどうかや、どのメニューを優先すべきかについてアドバイスいたします。
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修理メニューと費用感について相談する
迷っている見積もりや、気になっているメニュー(電池交換・オーバーホール・外装仕上げ・部品交換など)をお知らせいただければ、
内容と費用のバランスが取れているか、一緒に整理させていただきます。