TROUBLE / STRAP & BRACELET
ベルトの劣化・破損・サイズ調整|自分でやっていいこと・NGなこと
ベルト(ストラップ/ブレスレット)は、見た目だけでなく着け心地や安全性にも直結する重要なパーツです。
「少しくたびれてきた」「サイズが合わない」「切れそうで不安」――そんなときの判断基準を整理します。
ベルトの種類別に考えるメンテナンス
腕時計のベルトは、大きく革・メタル・ラバー(樹脂)などに分けられます。
それぞれ特徴や寿命、メンテナンスの考え方が違うため、種類ごとに見ていきましょう。
革ベルトの劣化・交換の目安
革ベルトは見た目が上品で、ドレスウォッチに欠かせない存在ですが、
汗・水分・摩擦に弱く、消耗品としての側面が強いパーツです。
- 表面のひび割れ・剥がれが目立ってきた
- 汗を吸って硬くなり、折れグセが強くなっている
- 穴の周囲が大きく広がり、今にもちぎれそう
こうした状態で使い続けると、ある日突然切れて落下というリスクがあります。
革はどうしても劣化していくため、「何年ごとに交換するか」をあらかじめ決めておくのも一つの考え方です。
メタルブレスの伸び・破損・コマ調整
メタルブレス(ステンレス・チタンなど)は丈夫な印象がありますが、長年の使用で少しずつ伸びたり、
ピンやネジが緩んで知らないうちに外れることもあります。
よくある症状
- コマの間に大きな隙間ができて、全体的にダルッと伸びている
- ピンが抜けかけていて、不自然な浮きがある
- バックルのロックが甘くなり、勝手に開くことがある
コマ調整(サイズ調整)は、専用工具があればご自身で行うこともできますが、
高級ブレスレットはピンやネジの構造が複雑なことも多く、無理に力をかけるとパーツを傷めるリスクもあります。
ラバー・ウレタンベルトの劣化
ダイバーズウォッチなどで使われるラバーやウレタン素材は、水や汗に強い一方で、
経年劣化による硬化・ひび割れが起きやすい素材でもあります。
- ベルトを曲げたときに、表面に細かいひびが入る
- 長年使っていないのに、久しぶりに着けようとしたら折れた
- ベタつきや変色が顕著になってきた
ラバー系も、ある程度の年数(使用環境によりますが5〜10年程度)で交換前提の消耗品と考えておくと安心です。
自分でやってもよいこと/任せたほうが良いこと
自分でやってもよいこと
- 市販のバネ棒外しを使った、一般的なベルト交換(比較的安価な時計)
- 説明書に記載のある、コマ調整用工具を使ったサイズ調整
- レザーローションなどを使った軽い日常ケア
専門家に任せたほうが良いこと
- 高級時計のブレスレット調整・コマ足し/詰め
- 特殊構造のバックルやラグに対応するベルト交換
- ベルトが切れかけている状態での応急処置(落下リスク大)
特に、高級時計の純正ブレスはパーツ単価も高く、一箇所の破損でかなりの費用になることもあります。
不安があれば、無理をせずプロに任せるのがおすすめです。
ベルトまわりの不安をまとめて相談
ベルトは「見た目の問題」として後回しにされがちですが、
実際には時計の落下リスクや着け心地に直結する重要パーツです。
「そろそろ交換した方がいいか」「サイズが合わず腕からクルクル回ってしまう」「この状態で使い続けても大丈夫か」など、
気になっていることをまとめていただければ、適切な対応や費用感の目安をご案内します。
CONTACT / STRAP
ベルト交換・サイズ調整・破損の相談をする
ベルトの種類(革・メタル・ラバーなど)やブランド名、気になっている症状(ひび割れ・伸び・サイズ感など)をお知らせいただければ、
最適なメンテナンス方法や交換のタイミングをアドバイスいたします。