オーバーホール

腕時計オーバーホールの費用相場と見積もりの取り方

「そろそろオーバーホールした方がいいのかな」「正規か民間か、どこに出せばいいのか分からない」――
そんな方のために、費用相場の目安と修理先の選び方、見積もり依頼のポイントを整理しました。

費用相場の目安
機械式三針:数万円台〜 / 複雑機構:数万円台後半〜

オーバーホール周期の目安
3〜5年ごと(使用状況・モデルにより前後)

チェックしたい症状
遅れ・進み / すぐ止まる / 異音 など


オーバーホールの見積もりを依頼する

1. オーバーホールを検討すべきサイン

次のような症状や状況があれば、オーバーホール(分解掃除)をそろそろ検討してよいタイミングです。

  • 購入から5年以上、一度もオーバーホールをしていない
  • 最近、遅れ・進みが大きくなってきた
  • 夜外して置いておくと、以前より止まりやすくなった
  • 自動巻きなのに、しっかり着けていてもパワーリザーブが続かない
  • 巻き上げ時や振るときに、気になる異音がする
  • 中古で購入し、前回オーバーホールの時期が分からない

不具合が出てからの「駆け込み修理」よりも、コンディションが大きく崩れる前にメンテナンスした方が、結果的に負担を抑えられるケースが多いです。

2. オーバーホールの費用相場と料金イメージ

正確な金額はブランド・モデル・状態によって変わりますが、一般的なレンジは次のようなイメージです。

オーバーホールの料金イメージ

モデルのタイプ 費用の目安 補足
機械式三針モデル 数万円台〜 ロレックス・オメガなど、高級ブランドはやや高め
クロノグラフなど複雑機構 数万円台後半〜10万円前後以上 パーツ点数が多く、作業工数が増えるため
アンティーク・ヴィンテージ ケースバイケース 部品の有無や状態により、大きく変動

※ 上記はあくまで目安です。実際の見積もりは、ブランド・状態・正規/民間などを踏まえて提示されます。

予算感に不安がある場合は、「このモデルでこの症状だと、どのくらいのレンジを見ておくべきか」というレベルから相談していただいて問題ありません。

「自分の時計だといくらくらいかかりそうか知りたい」という方向けに、
モデル名や症状をもとにした費用レンジの目安もお伝えしています。


モデルと症状を伝えて費用感を相談する

3. 正規サービスと民間修理の違い

オーバーホールの相談で多いのが、「正規サービスセンターに出すべきか、民間の修理会社でもよいのか」という質問です。

正規サービスセンターの特徴

  • メーカー純正部品での対応が基本
  • メーカー基準の検査・品質保証が受けられる
  • 料金は民間に比べて高めになりやすい
  • 並行輸入や古いモデルは受付不可のケースも

民間修理会社の特徴

  • 正規に比べて料金が抑えめなケースが多い
  • 状態や希望に合わせて、柔軟な提案をしてくれる会社もある
  • ブランドごとに得意・不得意があり、会社選びが重要
  • 保証内容やアフターサービスは会社ごとに異なる

「どちらが完全な正解」というより、時計の価値・思い入れ・予算感・今後の使い方によってベストな選択肢は変わります。
このサイトでは、こうした違いも踏まえながら、判断材料を整理するための情報提供を行います。

4. 見積もり依頼〜修理完了までの流れ

このサイトからオーバーホールの相談をいただく場合のおおまかな流れは、次の通りです。

  1. 1. 時計の情報と症状をフォームから送信
    ブランド・モデル・購入時期・現在の症状(遅れ・進み・止まり方など)をお知らせいただきます。
  2. 2. 状態・ご要望をもとに、対応方針と費用レンジを整理
    正規・民間のどちらを優先したいか、予算感や今後の使い方なども踏まえて、考えられる選択肢を整理します。
  3. 3. 比較検討に使える形で情報をお渡し
    想定される費用レンジや、依頼先選びのポイントを「比較しやすい形」でお伝えします。
  4. 4. 実際の依頼先はご自身で決定
    情報を踏まえたうえで、最終的な依頼先はお客様ご自身で選んでいただく形です。

5. 見積もりフォームで伺いたい内容

実際の見積もり・方針提案を行うために、次のような項目をご記入いただけるとスムーズです。

必ず伺いたい項目

  • ブランド名(例:ROLEX、OMEGA、Grand Seiko など)
  • モデル名・型番(分かる範囲で/裏蓋や保証書の記載など)
  • 購入時期の目安(例:2018年頃、新品/中古で購入)
  • 現在の症状(遅れ・進みの程度、止まり方 など)
  • 前回オーバーホールの有無・時期(覚えている範囲で)

任意で伺えると助かる項目

  • 正規サービスと民間修理、どちらを優先したいか
  • おおまかな予算感(例:〜5万円程度/〜10万円程度/安心感優先 など)
  • 今後も長く使い続けたいか、一定期間使えればよいか などのスタンス

6. よくある質問

Q. 少し遅れる程度ですが、今すぐオーバーホールした方がよいですか?

A. 日常生活で許容できる範囲であれば、すぐに必須というわけではありません。
ただし、遅れ・進みが急に大きくなった場合や、止まりやすさが目立ってきた場合は、
内部で油切れや摩耗が進んでいる可能性もあるため、一度状態を確認するのがおすすめです。

Q. オーバーホールと部分的な修理、どちらを優先すべきですか?

A. 単純なパーツ交換だけで済むケースもありますが、前回のオーバーホールから年数が経っている場合や、
複数の症状が出ている場合は、部分修理だけでは再発しやすいこともあります。
費用とリスクのバランスを踏まえて、「今どこまで手を入れるべきか」を一緒に整理していきます。

Q. このサイトが、どの修理会社に出すかまで決めてくれるのでしょうか?

A. 最終的な依頼先を決めるのは、お客様ご自身です。
このサイトは、選択肢と考え方を整理するためのガイドとして情報を提供し、
そのうえで比較・検討していただくことを前提にしています。

オーバーホールの見積もり・ご相談はこちらから

「自分の時計だと、どのくらいの費用と期間を見ておけばよいか知りたい」という方は、
下記フォームからブランド・モデル・症状をお知らせください。

正規・民間それぞれの考え方や、想定される費用レンジを整理したうえで、
依頼先選びの参考になる情報をお届けします。


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